安くて痛みに配慮したインプラント治療クリニックガイドin江東区
安くて痛みに配慮したインプラント治療ができる江東区のクリニック
ここでは「短い期間でインプラントを受けたい」「安定性の高いインプラントがいい」「全ての歯をインプラントにしたい」など、目的にあったインプラント治療について紹介しています。ぜひ自分ピッタリの治療法を見つけて下さい。
人工歯根を埋める手術をした後、すぐに仮歯を取り付けられる「即時荷重インプラント」についてまとめています。人前に立つ職業の人や早めに治療を終えたい人におすすめの治療法です。
抜歯したその日にインプラントを埋め込む「抜歯即時インプラント」は、治療期間が従来のインプラント治療の約半分!また歯茎の形成を保ちやすいので、自然な歯を演出できるところも魅力です。
一度の外科手術でインプラント治療を完了させる治療法「1回法インプラント」。他の療法と比べると外科手術の回数が少ないためコストが抑えられ、身体への負担をなるべく減らすことができます。
「フラップレスインプラント」は、専用の機械で歯肉に小さい穴をあけてインプラントを埋めていく治療法です。切開・縫合の工程を省けるので、施術時間を短くすることができます。
肉眼や写真では見えない骨や神経をCTでチェックして、インプラントをどうやって埋めるかシミュレーション行ってから、実際に手術する治療法です。神経や血管を傷つけずにインプラントを埋めこむことができるため、治療前にしっかりと内容を把握したい人におすすめ。
OAMインプラントは、骨密度が低い骨粗しょう症の人でも受けられるのが特徴的です。治療では極細の針を使用しているので、神経や血管を傷つけて出血はほとんどありません。不安を軽減したインプラント治療を受けたい人はぜひ参考にしてください。
加齢や歯周病によるダメージで歯茎が下がってしまい、歯を失くした人が受けられるインプラント治療法です。噛み合わせが安定する4か所にインプラントを埋めるので、グラグラせず安心して食事を楽しむことができます。
総入れ歯の人向けのインプラント治療法です。いま使っている入れ歯を利用するので、最低限のコストで治療することができます。また、ロケーターインプラントは取り外しが可能なため、口内を清潔に保ちたいと考えている人にピッタリです。
現在、日本ではおよそ20数種類のインプラントが販売されています。そのインプラントは大きく分けて2つのタイプです。
ワンピースタイプは、骨に埋め込む部分であるインプラント体と、人工歯とインプラント体を繋ぐアバットメントが一体化しているタイプにです。このタイプは、アバットメントに不具合が生じた場合、その下にあるインプラント体ごと取り除かないといけなくなります。
ツーピースタイプは、インプラント体とアバットメントが一体化していないタイプです。このタイプは、インプラント体の接続部分の形状に合わせたアバットメントが必要です。インプラント体の接続部分は、凸型のエクスターナルタイプと凹型のインターナルタイプがあります。
凸型のエクスターナルタイプは、以前からあるタイプです。他社製品のアバットメントとの互換性があることも。凹型のインターナルタイプは、ここ最近普及してきた比較的新しいタイプです。細菌が内部に入り込みにくいという特徴がありますが、他社製品との互換性はほとんどありません。
インプラントは、各製造会社によって、それぞれ規格が異なります。そのため、他社製品同士を組み合わせて、使うことはほとんどありません。また、同じ会社のインプラントでも、その種類や直径などの違いによって規格も変わります。
日本国内のインプラント製造会社 | 日本国内のインプラント販売会社 |
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株式会社ジーシー | バイコンジャパン株式会社 |
京セラメディカル株式会社 | バイオメット3iジャパン株式会社 |
ストローマン・ジャパン株式会社 | 株式会社プラトンジャパン |
ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社 | 株式会社ブレーンベース |
海外のインプラント製造会社 | 日本国内での取り扱い販売会社 |
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アストラテックインプラントシステム | デンツプライIH 株式会社 |
カムログインプラントシステム | 株式会社アルタデント |
キーストーンデンタル社(RBM インプラント) | 白水貿易株式会社 |
BIOHORIZONS社インプラント | 株式会社 カイマンデンタル |
SPIシステム | 株式会社 モリタ |
Zimmer dental社インプラント | 株式会社 白鵬、株式会社 インプラテックス |
インプラント体の形状は2種類に分かれます。
スクリュータイプのインプラント体は、ネジ状になっています。先端にいくほど細くなっていく「ルートタイプ」と、先端でも太さが変わらない「ストレートタイプ」の2種類があります。スクリュータイプは、骨に埋め込んだインプラント体が、骨と結合する際、よりしっかりと固定することができます。また、噛んだ時に噛む力を周囲の骨へより分散することができるため、多くのインプラント体で採用されている形状です。
シリンダータイプのインプラント体は円筒形で、スクリュータイプのようなネジ状の刻みは入っていません。そのため、骨に埋め込むのはスクリュータイプより簡単ですが、表面積がスクリュータイプに比べ少ないため、初期段階での骨への固定が弱いとされています。そのため、シリンダータイプは、2回法での手術におすすめです。
インプラントの手術法は、大きく分けて2種類あります。
1回法は、その名の通り、1回だけ手術を行う方法です。インプラント体を埋め込む部分を切開し骨を露出させます。底をドリルで埋め込み用の穴を開けてワンピースタイプのインプラント体を埋め込みます。ツーピースタイプのインプラント体の場合は、インプラント体を埋め込んだ後、アバットメントをインプラント体に連結させます。
1回法と同じようにインプラント体を骨に埋め込んだ後、上部の穴にカバーをつけて、切開した部分を縫い合わせます。その後、インプラント体と骨が結合するまで数ヶ月の治癒期間を置きます。治癒期間は、上顎の場合でおよそ5ヶ月前後、下顎の場合で3ヶ月前後です。
その後、2回目の手術を行います。2回目は、縫い合わせた部分を再び切開しカバーを取り除き、インプラント体に仮のアバットメントを取り付けます。切開した粘膜が治るまで2~3週間の治癒期間を置いた後、仮のアバットメントを取り除き、本物のアバットメントを連結します。
2回法は、インプラント体を埋め込む部分の骨が少なく骨移植が必要な場合や、骨が柔らかい場合に行われます。
参考:
インプラントの種類
http://www.implant.ac/implant_html/care/kiso/shurui.htm
インプラントの材料や形状について
http://www.implant.ac/implant_html/care/kiso/imp-kind.html
インプラント治療は、治療が終わったらそれで終わり、というわけではありません。定期的に適切なメンテナンスを行わなくてはなりません。
食後に歯を磨いたり、定期的に歯科医で定期検診をし、自分自身の歯の健康を維持するためにメンテナンスを行うのと同じようにインプラント治療を行なったら、埋め込んだインプラントを長持ちさせるために、定期的に適切なメンテナンスを行なわなくてはなりません。
インプラントは、入れ歯などとは違い、骨に埋め込んで人工の歯をつくるため、自分自身の歯と同じようにしっかりと自然な噛み心地を得ることができます。しかし、新しい歯ができたからと、メンテナンスを怠りインプラント周辺の清掃が行き届かなくなってしまうと、歯垢が溜まりやすくなる原因になります。歯垢がたまるとその中でさまざまな細菌が繁殖しやすくなり、しまいには、「インプラント周囲炎」を引き起こしてしまう可能性があります。
インプラント周囲炎は、歯周病ととてもよく似た症状を引き起こします。自分自身の歯に比べて、埋め込んだインプラントは歯周ポケットが大きめであるため、どうしても歯垢がたまりやすくなってしまいます。そのため、適切な清掃が行われていないと、歯周ポケットに歯垢が溜まってしまい、インプラント周囲炎を引き起こしてしまうのです。
インプラント周囲炎は、症状が進行するとインプラントを埋め込んで固定している歯槽骨を破壊する可能性があります。インプラントの土台となっている歯槽骨が破壊されると歯肉が縮んだり、インプラントの根元の人工歯根がむき出しになってしまう場合があります。そして、最悪の場合、せっかく埋め込んだインプラントが脱落してしまう可能性があるのです。
高い治療費を払い長い治療期間を経て埋め込んだインプラントを、少しでも長く使うために治療後の適切なメンテナンスは、非常に大切なのです。
自分でできるインプラントのメンテナンスのひとつは、毎食後の正しいブラッシングです。特に、歯と歯の間や、歯と歯肉の境目などは、歯ブラシだけでは汚れが落としにくい場所です。歯ブラシと歯磨き粉だけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシなども使い、丁寧に歯を磨きましょう。また、自己流のブラッシングでは、きれいに磨けていると思っていても、案外、磨き残しが多く残っている場合があります。正しいブラッシングの仕方を身につけ、毎食後のブラッシングを習慣づけることが、インプラントを長持ちさせる方法のひとつになります。
食後のブラッシングだけでなく、歯科医での定期的なメンテナンスも非常に大切です。歯科医では、まず、口の中の状態を細かくチェックします。きちんと歯磨きができているか、歯肉が腫れたり炎症を起こしたりしていないか、インプラントがぐらついていないか、など、インプラント周囲炎の症状が現れていないかなどを確認します。そして、インプラント自体が壊れていないか、不具合が出ていないかなども、大切なチェック項目です。
その後、噛み合わせが適切に行われているかどうかのチェックをします。骨と結合しているインプラントは、結合場所から動くことはありませんが、天然の歯は加齢などによりごく僅かですが、移動することがあります。そのため、定期検診では噛み合わせをチェックし、力が入りすぎている部分など、噛み合わせのバランスに変化があった場合は、インプラントを削ったりして、噛み合わせの調整を行います。
噛み合わせを調整したら、レントゲン撮影を行い、目視では確認できない骨やインプラント周辺の状態なども併せて確認します。その際、インプラントだけでなく、歯石が溜まっていないか、虫歯がないか、など、周辺の歯の状態も併せて確認します。
歯や骨の状態を確認した後は、口の中のクリーニングを行います。これは、歯科医や汚れ具合によって、口の中全体のみのクリーニングか、インプラントを外してのクリーニングになるか、それぞれ異なります。
インプラントのメンテナンスを歯科医で行う頻度には個人差があります。インプラントを埋め込んだばかりの最初の1年はトラブルも起きやすいため、3ヶ月に1回程度、それ以降は年に2~3回程度などになります。しかし、インプラント部分以外が、すでに歯周病になっていたり、適切なブラッシングができていない場合などの最初の1年は、1~2ヶ月に1回のメンテナンスを歯科医で行う場合があります。
インプラントを歯科医でメンテナンスする場合、1回ごとにメンテナンス費がかかります。その金額は3,000~10,000円程度と言われていますが、この費用は保険の適用外であるため、場合によっては、さらに高くなることもあります。定期的に行わなくてはならないメンテナンスですが、決して安くない金額です。インプラント治療に踏み切る前に、治療後のメンテナンスにかかる費用も、確認しておくことが大切です。
インプラントは、メーカーによってはインプラントが壊れたときの修理費用が無料になる保証があることも。しかし、この保証は、歯科医によるメンテナンスを定期的に行なっていないと保証対象外となる可能性があるため、事前に確認しておきましょう。